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ロックウールの概要

ロックウールは高炉スラグと玄武岩、その他の天然岩石に石灰などを加え1500〜1600℃の超高温で溶融し、遠心力と圧縮空気を利用して繊維状にした人造鉱物繊維です。住宅用ガラス繊維と比較して比重が大きく吸音特性が非常に優れてるために、保温・断熱材として利用される他に音楽室・コンサートホール・機械室などの防音・吸音材としても多く使われています。


特徴・比較
  1. 耐熱性が高く(熱間収縮温度: 650℃)厳しい不燃材料試験に合格しています。
    国土交通大臣認定 NM-8600/8602(不燃材料)
  2. 製品種類が豊富で(ボード・フェルト・パイプカバー・吹き付け用粒状綿など)、比較的安価である。

製品種類
  1. ロックウールボード: 結合材として少量の熱硬化性樹脂を使用したボード状断熱材で産業用の吸音・防音・断熱・保温材として最も広く使われています。
  2. ロックウールフェルト(ペーパー): 抄造製紙するために未繊維化粒子を大幅に除去しているので、他のロックウール製品と比べて手触りが良く作業が容易になっています。
  3. ロックウール保温筒: 各種高温配管や蒸気配管、薪ストーブダクトの保温や煙突の防火区画貫通部の処理などに用いられています。

最高使用温度

ロックウールはJIS規格によって熱間収縮温度の基準がありますが、650℃, 2hの加熱に於いて収縮が一定の比率以下に収まっていることが認定の基準となっています。
しかし連続使用する温度しては安全のためにも300℃-400℃を耐熱温度の目安として下さい。


安全性

ロックウールは別名「岩綿」の呼称でも知られており石綿(アスベスト)の類似製品のような印象を与えますが、アスベストが天然の結晶質鉱物繊維であるのに対してロックウールは人工的に製造された非晶質の鉱物繊維であり、アスベストの繊維径が1/100μm単位と非常に細く長いのに対して、平均繊維径が3-5μmあるために呼吸器系に入りにくい特性があります。
国際癌研究機関(IARC)による発癌性リスク一覧においてもGroup3に分類され、人間に対する発癌性物質から除外されています

ロックウール製品は80年代後半まで一部の断熱・保温材や吹き付け材料にアスベストが含まれていた場合がありますが、現在販売されている全てのロックウール製品にはアスベストは全く含まれておりません。

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