セラミックファイバーブランケット

セラミックファイバーブランケットは生体溶解性繊維(BSF)・多結晶ムライト質アルミナ繊維(ACF)・非晶質シリカ・アルミナ繊維(RCF)をニードリングしたブランケットの3種類に分かれています。
この内のBSFとACFで構成されるブランケットは特化則規制対象ではなく安全性が確認された製品になります。
セラミックファイバーブランケットは有機結合材を全く使用していないために、初期加熱時に於いても煙や臭いで炉内や周辺環境を汚すことなく、高温環境でも優れた強度を維持するために幅広い用途で使用できる断熱材です。また柔軟性にも富み、ハサミやカッターナイフで簡単に切断出来るために施工性に優れています。炉壁へは一般的にステンレスやインコネル、セラミック製のスタッドピンで固定しますが、雰囲気温度によってはステンレス金網を使用することもあります。
施工が難しい曲面部やパイプ等には、ブランケットに無機バインダーを含浸パックしたウェットフェルトをお勧めします。乾燥硬化後は成型された状態を保ち、耐風速・耐摩耗性も向上します。
特徴
- 耐熱・断熱・薬品性(強アルカリ・フッ素・リン酸以外)に優れています。
- 蓄熱量が低いので蓄熱損失を低減し昇温速度が速くなります。
- バインダーを使用していないので、加熱初期の煙や臭いの発生がありません。
- 打ち抜き・裁断などが容易で、加工性に優れています。
主な用途
- 加熱炉・窯業炉など各種工業炉の耐火断熱材
- 高温設備の吸音・断熱材・高温ガスのフィルター
- 耐火断熱壁の膨張代充填
- 炉の扉・カバー端部のシール・高温部のクッション材
熱伝導率
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